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竹田大純(HAUS)さんのためし書き #みんなのためし書き

今週からは、システムからデザインまで幅広く制作に関わる会社HAUSの3人をお迎えします。
今回はHAUSの代表で、映像表現にフォーカスしたメディア「NEWREEL」のウェブサイト制作等をされている、竹田大純さんです。
ハングルフォントの丸みのある独特な形、鮮やかな赤と白の色の対比が鮮烈な印象を与えるためし書き。もしかしたら映画好きの人には見覚えがあるかもしれません。

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Q. なにをためし書きしましたか?
A.ホン・サンス監督の映画『次の朝は他人』(2010年) のタイトル画面を再現しました。

Q. それをためし書きしたのはなぜですか?
A.ある時期のホン・サンス作品に見られる、色ベタ背景に手書きのタイトルとクレジットという本編の繊細さとは真逆の素っ気ないシークエンスが好きで、「ためし書き」ならそのソリッドさを再現できると思ったからです。

Q. どんな点を気にして書きましたか?
A.手書きの素朴さがある一方で、要素を吟味しない暴力的な美しさが同居している点。

Q. どんな流れで組み立てていきましたか?
A.「テキストを書き換える」ボックスに作品名を入れ、カテゴリーを Script に絞ってひたすら筆跡を追い、フォントを選定しました。

使用したフォント:
RixMindure Pro Medium

竹田大純(HAUS)

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HAUS代表。
デザイナー、デベロッパー、ディレクター。
https://h4us.jp/
https://thirozumi.org/


FONTPLUS ためし書き

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