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尾藤雅哉(リットーミュージック)さんのためし書き #みんなのためし書き

今回は、雑誌『ギター・マガジン』元編集長の尾藤雅哉さんがためし書きをしてくれました。
編集者であり、これまで名だたるミュージシャンに取材をしてきたインタビュアーでもある尾藤さん。15年のキャリアを通して磨かれたインタビューの極意とは? そのエッセンスを垣間見られる作品です。

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Q. なにをためし書きしましたか?
A.すべてが未経験で飛び込んだ音楽雑誌の編集の世界。それ以来15年間、国内/海外を問わず、素晴らしい音楽家たちに取材させていただきました。その経験や技術、心構えなどをエッセイのような文章にしたいと考えていたところだったので、その内容の一部を「目次」として可視化してみました。

Q. それをためし書きしたのはなぜですか?
A.インタビューも同じだと思うのですが、質問されたことに対して無理矢理にでも「言葉」にしてみたり、「文字」に書き起こしたりしてみると、不思議と自分の中でカオティックに渦巻いていた漠然とした思考、説明しにくい感情などが、整理されて腑に落ちる効果があると思うんです。
僕は常々、相手の心のドアをノックするのが「質問」の役割だと考えています。なので今回は、いつもの何気ない立ち振る舞いや普段の考え方などに自問自答するような形で名前(タイトル)をつけてみて、その意味を自覚するような感覚で「ためし書き」をしてみました。

Q. どんな点を気にして書きましたか?
A.10年ほど前に、とある後輩からインタビューについて質問されたことがありました。その時にこれと同じようなリストを作ってマンツーマンで説明したことがあったので、当時のことを思い出しながら書きました。
今回、目次を作るにあたりメモを見返してみたら、うまくいった成功談もやらかした失敗談も含め、倍以上のコンテンツがあったので(笑)、その中から抜粋して書き出してみました。今後、どこかに備忘録としてひっそりと書くかもしれません(笑)。

Q. どんな流れで組み立てていきましたか?
A.あまり考え込まず、感覚で。30〜40分ほどでほぼ完成したので、そこから微調整しました。

今回のためし書きのURL:
https://fontplus.jp/tester/share.php?key=Rsw3jdVFvhXEFmYOmH6zFnAONi7rVjYxMuQr1y7gHujVjdlS0ZfXUYxscjkCJGgI

使用したフォント:
DIN 1415 Pro EngSchrift
DIN Next™ Pro Regular
Futura® Pro Bold Condensed
Futura® Pro Medium
Futura® Pro Bold

※ご覧いただく環境によっては、画面サイズ等の理由で掲載のキャプチャと一部違いが見られる場合がございます。

尾藤雅哉(ビトウマサヤ)

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『ギター・マガジン』の5代目編集長(2014-2019)で初代プロデューサー(2019-2020)。
ビザール・ギターと柄シャツと競馬を愛する男。
Twitter: @bitter_msy

FONTPLUS ためし書き

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