Webフォントを最速で始めるために。FONTPLUSの使いかたを公開しました
こんにちは、FONTPLUSです。今回は新しいコンテンツのお知らせです。その名も「使いかた」。
以前よりはずっと身近になったWebフォントですが、いざ導入を検討しよう! となったときには進行的に差し迫った状況なことが多いのではないでしょうか? サイト制作のスケジュールの中では、要件定義に潤沢な期間が持てないことはしばしばですし、年度末など、バタバタする時期はなおさらですよね。
そんなまっただ中だからこそ、わたしたちはFONTPLUSの「使いかた」を公開したんです。
さて、「Webフォント、今回の案件で使ってみるかな」と思ったときに、みなさんはまず何をするでしょうか?
Webデザイナーなら、フォントを使ってトンマナをしっかり作り上げたい。
Web担当者やWebディレクターなら、ブランディングやガバナンスの観点で特定のフォントを導入したい。
出発点としては、こんな感じかと思います。
次に、どのサービスでなら使いたいフォントが提供されているかや、初期/ランニングコスト、その他の導入ハードルがないかを調べていくことになるでしょう。
また、そんな彼らの要望・意見・情報を受けたエンジニアなら、技術的な要件を確認したいですよね。
あと忘れてはいけないのが、運用でつまづきがちなポイントの確認です。
例えば、そのフォントでどれぐらい自由な表現が可能か。文字間・行間の調整、ページの読み込みとフォント表示の関係などがどれぐらい・どのように実現できるのか?Webフォントが表示されないときはどんな原因が考えられるのか?ランニングコストや実装負荷が増えるのはどんなときか?
このように、デザイナー、ディレクター、エンジニアそれぞれに、あるいは複雑に関連しあったさまざまな観点があります。
そこでFONTPLUSとしてお役に立てるのが、この「使いかた」です。ここで少し、カテゴリー単位で内容を紹介していきますね。
まずはこの表でざっと確認。
「FONTPLUSでできること・できないこと」
FONTPLUSのライセンスを利用して実現可能な主要な事柄をピックアップして表にまとめました。
例えばFONTPLUSはPV単位のチケットを購入するかたちなので「使用可能フォント数の上限なし」「使用可能ドメイン数の上限なし」ですし、遅延読み込みなど動的な要素へのWebフォント適用も可能です。……といったことが、スマートライセンス・プランとエンタープライズ・プランそれぞれに記載されています。
また、Webフォント配信の仕組みも図解していますので、関係者やクライアント、上長への説明用にも使えますよ。
「ためし書き」と「フォントカタログ」を完全図解。
「画面の見かた」
これは、会員登録なしに利用いただけるFONTPLUSサイト上のコンテンツ「ためし書き」と「フォントカタログ」を解説したページです。
入会の流れを画面付きで網羅。
「FONTPLUSを始める」
各種プランの入会方法を説明しています。
ちなみにFONTPLUSは、無料のトライアルで使用感を確認してから、有料の各種プランに入会できます。トライアルなのでいくつか制限はありますが、手っ取り早く使ってみたい方にはこちらもオススメです。
Webフォント表示&チューニング方法を解説。
「サービスの使いかた」
入会後、実際にWebフォントをサイトやページに反映する方法の説明です。会員マイページにログインして利用できる機能の紹介もあります。
細かな表示設定の実現をサポート。
「JavaScript APIでの詳細設定」
スマートライセンス・プランで、非同期のWebフォント適用などが行えるJavaScript APIの使いかたです。会員マイページの設定よりも詳細な設定が必要な場合に参照いただけます。
通常プラン外の用途にも柔軟に対応。
「WebAPIの利用」
エンタープライズ・プランで、セルフホストに関わる制御を行えるWebAPIを提供しています。その設定方法を紹介しています。
タイポグラフィを細かに制御できる機能紹介。
「OpenType機能」
FONTPLUSで提供しているOpenTypeフォントの中で、CSSのfont-feature-settingsプロパティで利用できる項目とその設定方法を説明しています。Webフォントでより細かなタイポグラフィを実現したいときに参考になるページです。
困ったときはココ。
「トラブルシューティング」
FONTPLUSでWebフォントを利用しているときに起こる主な問題から、解決方法を確認できます。特に「Webフォントが表示されないとき」「Webフォントの表示が遅いとき」は一人で悩まず、即このページを見ていただくことをオススメします!
これらのカテゴリーについて、できるだけ簡潔に、かつ網羅的に説明したのが「使いかた」です。
「調べるのに時間がかかった上に疑問が解消せず、結果Webフォント導入自体を断念した」なんてことがもうないように。
「使いかた」は、みなさんの意思決定スピードを「速く」します。そして、他に決めたり作ったりすべきたくさんのことに時間を使ってもらいたい! と私たちは考えています。