Mikiya(NC帝國)さんのためし書き #みんなのためし書き
『みんなの「ためし書き」』、今週はデザイン会社のコンセントとデザインチーム「NC帝國」に所属するデザイナー/アートディレクターのMikiyaさんが参加してくれました!
Mikiyaさんがテーマにしたのは「NC帝國のサイトをリニューアルするときにやること」。ゲームに関連したCDジャケットやグッズのイラストレーション、デザインを多く手掛けるNC帝國「らしい」フォントを模索する様子を見せていただきました。
Q. なにをためし書きしましたか?
A.NC帝國のウェブサイトを刷新するとして、欧文書体を何にすべきかを検討した。
Q. それをためし書きしたのはなぜですか?
A.普段NC帝國では、キーとなる文字の書体は作字することが多い。ウェブサイトの刷新の場合、すべて作字はできないので、既存書体を検討する必要性がある。ウェブサイトで与えたい印象に対してどの書体が適切に機能するかを検討する点では、ブラウザ上で動作する「ためし書き」機能はちょうど良かった。ブラウザ上での印象の検討のために、わざわざ画像化してブラウザ上で確認する必要がないので。
Q. どんな点を気にして書きましたか?
A.書体のボリューム感がある程度揃うように。
Q. どんな流れで組み立てていきましたか?
A.とりあえず目についた書体を打ち込みながら、メインのオブジェクトを12書体を3行4列で配置することを決めた。その後、ボリューム感を調整しながら、レイアウトを整えた。最後に小さなポイントを作成して完成。
今回のためし書きのURL:
https://fontplus.jp/tester/share.php?key=RekgxYQOHPMqjivoRagutV0cJ-SCRh4SUxwLR__GOmiDl2RraYkOG8d5baG6dGVc
使用したフォント:
Nicolas Cochin®️
DIN Next ™️Slab Pro Bold
Walbaum Pro Bold
Akko®️Pro Bold
Posterama ™️Text Bold
SST®️Paneuropean Bold
Gill Sans®️Nova Bold
Bodoni Poster Std Regular
DIN 1451 Pro MittelSchrift
Palatino®️Sans Pro Bold
Futura®️Pro Bold
Neue Helvetica®️Std 75 Bold
※ご覧いただく環境によっては、画面サイズ等の理由で掲載のキャプチャと一部違いが見られる場合がございます。
佐々木未来也
デザイナー/アートディレクター。グラフィック、エディトリアル、UXなどのデザイン。株式会社コンセント、NC帝國所属。「かたる、つくる デザインとSFの交差する場所で」(「S-Fマガジン 2020年08月号」早川書房、2020年)を寄稿。
https://ncempire.net/
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